Artist

  • ABE DUQUE (Abe Duque Records)
  • NYのアシッド番長ABE DUQUE。宣教師であり音楽家でもあった父親の影響で幼い頃から音楽に興味を持ち、新聞配達のバイトで得た資金でシンセを購入、父の教会で練習をしていたという努力家アーティストである。その音楽への愛情が実り、90年代初頭、当時NYのクラブ・シーンで絶大な人気を誇ったPROGRAM2にキーボーディストとして参加。そしてキャリアを磨き、93年にはTENSIONレーベルをスタートさせる。また同時に、DISKOBなどのヨーロッパの著名なレーベルからも作品を多数リリース。この頃、よく使われていたKILRIAN名義による一風変わった癖のあるテック・サウンドが話題となる。02年にABE DUQUE名義をそのままレーベル名にして新たな活動をスタートさせ、徹底的なアングラ戦略でシーンに乗り込んだ。一切のプロモーションを行わないばかりか、レーベルの印刷すらせず、クレジットを盤面にカッティングしていた。そんな中、大ヒットとなった“What happened”は、Francois K.等にプレイされ、今や殿堂入りともいえる名作だ。入手困難となっているこれら7枚のシングルをまとめたアルバム'So Underground It Hurts'が、親交の深いDJ HELLのGIGOLOレーベルからリリース。実はDJ HELLのアルバム“NY MUSCLE”にも参加している。05年には、テクノの祭典「WIRE」に出演し、アシッド・リバイバルの牽引者としてシーンのトップに躍り出た。06年にはGIGOLOのコンピレーションMIX CD 'AMERICAN GIGOLO II'の選曲とミックスを担当し、リリース。彼の持ち味であるディープかつアシッドな風合いは、JOSH WINKに通じるものを感じさせる。昨年、自身のレーベルから待望のアルバム・リリースを果たしたABE DUQUE、地道にゆっくりと頂点を狙う実力派であることは間違いない。
ABE DUQUE


Music Bookmark User