- AH (東芝EMI)
- 96年夏、西麻布のクラブでプロデューサーとAHが運命的な出会を果たす。AHのライブパフォーマンスがキッカケだった。翌日AHからデモテープをもらい曲製作を開始。
97年1月新宿リキッドルーム、U.F.O.の主催するNew Years Eventに出演。2000人のオーティエンスは歌う生命体(singing life)=AHの放つ歌声に酔いしれる事になる。15分の短いライブではあったが彼女の可能性を感じる素晴らしい内容 だった。
翌98年1月タワーレコード100円カセット・シリーズで'AH/7days'リリース。発売後2週間程で完売したこのカセットはインディーズ・チャートで1位を獲得。Jazz/hiphopをベースにしたそのアンダーグラウンドな手触りをもつサウンドはコアな音楽ファンの間で話題となった。
そして98年6月'AH'はついに東芝EMIよりメジャーデビューを果たす。アーティスト名をタイトルとしたデビューマキシ・シングル'AH'は極上のポップサウンドで彩られている。心地よいアンビエンスの中から立ち上がる彼女の歌声は静かにしかし存在感をもって聴くものに溶け込んでくるようで本物の歌のもつ快感を改めて感じさせてくれる。
1st マキシ・シングルの衝撃も覚めやらぬ中、9月には2nd マキシ・シングル 'Feel The Beat' がリリースされた。このマキシシングルはバラエティに富んだ楽曲で'AH'の新たなボーカリストとしての魅力を十分に堪能させてくれる。
99年 9/29リリースの'CASTAWAY'、自分に向かって歌う彼女の内面の声が 突き刺さる傑作シングルが完成した。彼女の透明感のあるボーカルと rubbish under the beachの美しいメロディが秋の夜にピッタリハマル。デビュー曲を手がけた作詞家Keet-litsが作詞を担当。AHの心情をその詞の世界に見事に表現している。
そしてAHの歩みを集大成した1st アルバム'NO CERTITUDE(確かなものはない)' が遂に完成10/27にリリースされる。このアルバムは商業主義に虫食まれた世紀末のミュージックシーンにその歌声だけを武器に静かに現れたファイナルディーバ'AH'の魅力をあますとこなく伝えてくれる。彼女のリアルな歌声は私たちがどこかに置いてきてしまった大切なもの(音楽)を再び見つけだす力をきっと与えてくれるはずだ。

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